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<競技会検査(ICT)> 
 競技会場にてドーピング検査を行います。

<競技会外検査(OOCT)>
 いつでもどこでも検査の対象となる可能性があり、事前通知が行われずに実施されます。

 

通告を受けた選手は、検査実施組織発行の委任状及び検査員の身分証明書を必ず確認後、公式記録書にドーピング検査を受けることの承諾するサインをし、パスを受け取ります。この際、選手の顔写真つき身分証明書の提示を求められることもあります。
 
通告からすみやかにドーピング検査室へ行き、公式記録書とパス、身分証によって本人であることを確認されます。
ドーピング検査室へは、監督、コーチ、医師、チームメイト等が1名付き添うことができます。また、選手が未成年であれが必ず成人の関係者に付き添ってもらいます。他通訳1名付き添うこともできます。
 
検査室では尿意を催すまで部屋で待機します。
飲み物を飲む場合は栓が未開封であることを確認しましょう。
 
尿意を催したらDCO(ドーピングコントロールオフィサー)に申し出て、3つ以上の採尿カップの中から破損や汚れのついていない1つを選手自身で選びます。
 
採尿時には、同性の検査員に付き添われ、上着は胸まであげ、ズボンは膝まで下げて採尿を行い、採尿後の採尿カップは選手自身で管理をします。
なお、検査には90mL以上、EPO検査の場合には100mL以上の尿が必要となります。
 
3つ以上のサンプルキッドの中から不正が行われた形跡がないかなどを確認し、1つ選びます。
サンプルキッドを開封したら、ボトルの封印が破れていないか等を確認し、ボトル番号、バーコード番号、サンプルキット番号が同じであることを確認します。
 
  A・Bのボトルのフタをあけ、青いラベルのBボトルに約30mL(ラベル下のラインまで)、オレンジラベルのAボトルに残りを入れ、カチカチと音がしなくなるまで閉めます。選手に特別な事情がない場合は、すべて選手が行います。
 
DCOは、尿の比重を測定し、分析可能であるかを確認します。
 
検査7日以内に使用したお薬、サプリメント類を申告します。
 
記載事項等を確認し、問題がなければサインをします。
また、疑問に思ったことやコメントしたいことがあれば、補足報告書に記載します。
 
サイン後、公式記録書(ピンク)を受け取り、大切に保管をします。